2012.01.22 Sunday
こうもり
久しぶりに古き良き演出を見た。オットー・シェンク(1930年生まれ)による喜歌劇「こうもり」である。安心してゆっくりと歌手の声に耳を傾けることができた。カール・ベームの「こうもり」も、カルロス・クライバーの「こうもり」も、そしてウェザー・メストの「こうもり」もオットー・シェンクの演出である。アデーレ(ロザリンデの小間使い)を歌ったダニエラ・ファリーが良かったが、最後に舞台に登場したオットー・シェンクへの拍手が一番大きかったかなあ。